責任とは何か。遠征最終日に見えたもの。
遠征7日目、最終日。
午前はOverwiehlとの親善試合。
昨日の集合遅刻を受け、試合前にミーティングを行いました。
世界基準で考えれば、出場停止という選択もあります。
しかし、急遽駆けつけてくれた相手に対し、人数不足で試合にならないのは失礼。
どうするか。
選手たちに問いかけました。
返ってきた答えは、
「責任は全力でプレーすること」。
では最後まで全力でやり切ろう。
そう確認してコートに立ちました。

ブンデスリーガ5部でプレーする太田まさと選手も見学に来てくださいました。

試合は相手が10分ごとにメンバーを入れ替えながらの展開。
選手たちは物怖じせず堂々とプレーしました。

しかし、
バックチェックが徹底されない場面、
後半に雑なプレーが増える場面、
シュートを外してもヘラヘラして帰陣する場面
ベンチからの不必要な声掛け、
拮抗してない場面でのスカイプレーの選択。
「全力で責任を取る」と言った言葉と、一致しない場面もありました。
これが現実です。
試合後はレストランで昼食。
その後ホテルに戻り、太田選手から話を聞く時間を設けました。

「プレーが上手いだけでは残れない」
「人間性がなければチームに受け入れてもらえない」
世界で生き残るための条件。
選手たちからも質問が出ました。
午後はプールへ移動。
Zhukovさんの息子、マキシム(11歳)がアテンドしてくれ、
リラックスした時間を過ごしました。

夜はイタリア料理店で最後の夕食。
ホテルに戻り、解散式を実施。
一人ひとりが、今の想いとこれからの目標を語りました。


遠征は、ここで終わります。
責任とは何か
今回、私は改めて考えました。
責任とは何か。
罰を受けることか。
出場停止か。
謝罪か。
それも一つの形かもしれません。
でも本質は違う。
責任とは、自分の言葉と行動を一致させること。
そして、最後までやり切ること。
世界基準とは、技術の差ではありません。
態度の差です。
時間を守ること。
仲間を尊重すること。
場にふさわしい振る舞いをすること。
それができない限り、どれだけ上手くても、世界では残れません。
この遠征で、プレーは確実に成長しました。
しかしそれ以上に、
問いを持ったこと。
これが最大の成果です。
全員が劇的に変わるわけではない。
でも、世界基準の環境で自分と向き合った。
それは事実です。
私は基準を下げません。
そして諦めません。
本気で世界を目指すなら、振る舞いも世界基準でなければならない。
私自身も世界基準にならないといけません。
遠征は終わり。
でも本当の挑戦はここから始まります。

